ふせんのたば

付箋にメモしたものの、どこかへいっちゃった!というようなちょっとしたことを残していきます。

みりんの甘みの正体

最近接種する砂糖を減らすように気をつけている。上白糖に゙代表されるような精製度の高い砂糖は塩以上に体に良くないらしい。あと加工食品によく書いてある、果糖ブドウ糖液糖。神経細胞の劣化が早まるものの一つだって。

砂糖には、血糖値の乱高下につながる、血中の糖を排出するために血液、骨、脳のカルシウムが使われる、エネルギー過多など、とりすぎにはいろいろ問題があるそうで。

我が家ではきび砂糖を常用しているが、上白糖よりはマシだろうか。ミネラルの残り方や吸収のされ方から、上白糖<きび砂糖<黒糖の順でよい(マシな)イメージはある。良いものほど高いのだよね。

 

さて、砂糖を減らしたいが料理に甘みをつけたいとなると、頭に浮かぶのはみりんを増やすこと。

みりんの甘みは砂糖ではないのか?という疑問が浮かんだので調べてみた。

 

①砂糖の甘みとみりんの甘み

砂糖…ショ糖(化学式C12H22O11)

→グラニュー糖はショ糖100%、上白糖、きび砂糖、黒糖などは、ショ糖割合が低下し、ブドウ糖や果糖、他の糖類、ミネラルが含まれるようになる。中身や割合によって甘みの感じ方も異なる

みりん…ブドウ糖(化学式C6H12O6)

→そのほかいろんな糖類だそう。ブドウ糖の割合は7〜8割。

 

②みりんの作り方

細かく書くと長くなっていつまでも投稿できないので、一言で。

ひとこと∶日本酒を作る過程でアルコールそのものを材料として加える。

米が分解されてできる糖類が、アルコール発酵で消費されずに残るため甘いらしい。なるほど、材料から抽出した糖類ではなく、分解した糖類だから、分子が小さい糖が主体になるのね。

 

③ショ糖とブドウ糖どちらが良いのか

とりすぎはダメという前提はあるけど、血糖値への影響に関しては、ブドウ糖のほうが上昇下降が穏やかだったという研究もあるので(但し研究の主題はそこではない)、ブドウ糖のほうが良いのかもしれない。

血中のブドウ糖の量=血糖値なので、ブドウ糖を直接摂取したときのほうが血糖値が上がりそうなものだけど…よくわからない。

 

なんか結論がよくわからなくなってきたが、みりんの甘みはなんなのだ?砂糖は入っていないのか?という疑問に対しては、「原料が分解されてできたブドウ糖がみりんの甘みのメイン」ということで。なお、ブドウ糖やその他の糖類、アミノ酸などによって丸い甘みに感じるらしい。