ふせんのたば

付箋にメモしたものの、どこかへいっちゃった!というようなちょっとしたことを残していきます。

枝豆の豆の数

ふーです。

ちょっと時期が外れてきましたが、枝豆を買ってきて茹でて食べました。

枝豆、大好きなんですよねー、塩茹でならボウルに1杯とか平気で食べられそうです(^ー^)

 

さて、この枝豆、2粒と3粒のさやを中心に、たまに1粒とか4粒のものが混じっています。

…まぁ、自然物だしそりゃいろんな数があるんでしょうが。

 

枝豆のさやに入る豆の数はいくつがスタンダードなの?

 

と疑問が湧いたので調べてみました。

 

ブランドを確立し品種改良をしている

鶴岡だだちゃ豆生産者組織連絡協議会(山形県)では、生産者自らが「だだちゃ豆」のブランドを確立するため、ルールを作って栽培や種子の選別をしているそうです。

種子の選別というと、つまり品種改良ですね。形や粒の数、大きさ、食味なんかが優れたものを次の栽培に使用しているものと想像します。

生産者さんの肌感覚では、1粒、2粒、3粒のさやはそれぞれ15%、70%、15%とれるそうです。

ほとんど2粒なんですね!出荷の際には1粒や4粒のさやは取り除かれるため、ほぼすべてのさやが2粒か3粒入っていることになるようです。

もちろんこれは当該の「だだちゃ豆」ブランドの話です。

 

施肥量、気象条件、土壌水分など栽培条件で変わる

枝豆は強い光のもとでよく育つため、日照が少なかったり密植したりすると粒が少なかったりさやに実が入らなかったりするそうです。

また、肥料が多すぎたり土壌水分が少なすぎても実がつかなかったりさやの数が少なくなるとか。

条件でいろいろ変わるんですね〜…って、枝豆は何粒入りが普通なのかにはたどり着けていない(笑)

 

品種によって異なる

なかなかわかりやすい解説にたどり着きましたね!

枝豆として栽培されている品種は、大きく3種類に別れます。

 ・白毛豆(青豆)

 ・茶豆

 ・黒豆

どれも聞いたことがありませんか?!

白毛豆は全国的に多く栽培、流通していて、豆の数は2〜3粒が主体のようです。

茶豆は2粒が主体で、東北地方で多く栽培されているそう。先ほど紹介しただだちゃ豆も茶豆です。(だだちゃの由来は諸説あり、必ずしも茶豆が由来とは言い切れないようです)

黒豆は、丹波の黒豆などでも有名ですが、関西地方で多く栽培されており、いろんなサイトの写真を見る限り、2粒入りのさやがなることが多いようです。

大粒で有名な丹波の黒豆(なんと世界最大なんだとか)ですと、その粒の大きさから1粒か2粒入りのさやがほとんどだそう。

 

結局枝豆は普通何粒なの?!

今回調べたところでは、品種や条件によって1粒、2粒、3粒のさやの割合は異なるものの、

枝豆全体では2粒入りのさやが主流

ということがわかりました。

お店で売られているものは選別も受けているでしょうから、見栄えする2粒入りのさやはますます多そうですね。

 

 

 

参考ページ

味の農園

https://www.ajfarm.com/1880/

レファレンス共同データベース

http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000169856

枝豆日和

http://www.edamamebiyori.com/breed.html

ウェブマガジン MoGu·Maga

http://tabeyo-kokusan.jp/%E9%BB%92%E8%B1%86%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%AB%E6%9E%9D%E8%B1%86-%E4%B8%B9%E6%B3%A2%E7%AF%A0%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%BB%92%E6%9E%9D%E8%B1%86%E5%8F%8E%E7%A9%AB%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%81%AB%E5%8F%82/