ふせんのたば

付箋にメモしたものの、どこかへいっちゃった!というようなちょっとしたことを残していきます。

1年で自宅を売って、買ったときの確定申告

3000万円控除とか、住宅ローン控除の併用はできないとか、結局何を申告したらいいんだーー!ってなって、税務署に確認したのでメモ。

 

①我が家の条件

・2023年3月に築2年の自宅を売却した(住宅ローン控除をうけていた)

・売却益は出ていない

・2023年9月に築9年の自宅を購入した(長期優良住宅で住宅ローン控除適用可)

 

②譲渡所得

・売却により、利益が出た場合(譲渡所得)は申告が必要

 →購入&売却にかかった費用 < 売値

逆に利益が出てなければ申告不要。後でなにか聞かれても良いようにお金関係はまとめておくといいよね。

 

③3000万円控除

・売却益がでたときに、売却益3000万円までは非課税にできる。

・課税率は保有期間により異なる。

・住宅ローン控除とは併用できない。

 

④住宅ローン控除

・条件に応じて10年または13年の間、年末の残高(3000万円まで)の0.7%が所得税・住民税から控除される。

・3000万円控除とは併用できない。

 

⑤確定申告の内容

⑤-1 3000万円控除を受ける場合

3000万円控除の申告をする。新自宅の住宅ローン控除は受けられないのでなんの申告も不要。

 

住宅ローン控除→3000万円×0.7%×10年=210万円

お得になる譲渡所得→210万円÷39.63%=529.9万円

 

どっちがお得か確認して申告する方を決めよう

 

⑤-2 住宅ローン控除を受ける場合

譲渡所得がある場合は、譲渡所得の申告と、新自宅の住宅ローン控除の申告をする。

なお、旧自宅のすでに還付されたお金は無関係。遡って返せとは言われない。ただ、2023年に年末調整で届け出た分は、返ってくるのか確定申告の情報を元に取り消されるのかは不明(引っ越しで書類なくして出せなかったんだ…)

譲渡所得がない場合は、新自宅の住宅ローン控除のみ申請する。

 

⑥我が家の場合

我が家の場合はそもそも譲渡所得がなかったので、新自宅の住宅ローン控除のみ申請になったのでした〜^^;